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創作童話かなしきデブ猫ちゃん
【絵】かのうかりん
【文】早見和真
6/9より第2部スタート!!!
いよいよ大冒険に出かけるゾ!
6/18(月)デブ猫カーお披露目会開催!
オレが愛媛の街を颯爽と駆け抜けるゾ!
サイト内のマルのどれかをクリックするとオレのかくしブログが見られるゾ!
これまでのおはなし
松山市のネコカフェに保護されていた1匹のチビネコ。その場所だけが自分の生きる世界だと信じていたある日、内気な少女アンナと出会い、その家族に引き取られる。「マル」という名前を与えられ、窓から大きな庭を見渡せる家での新しい生活が始まった。
マルが驚いたのが食事のおいしさだった。魚の切り身の入った〝ご飯〟の素晴らしさ。毎日食べて、ゴロゴロして。いつの間にか丸々と太ってしまった。
幸せだったはずのマルの日常は、メスの子ネコ「スリジエ」が家族に仲間入りして一変する。家族の愛はスリジエに注がれ、そのスリジエからいたずらされてばかり。ある夜、我慢の限界に達し、スリジエを組み伏せようとしたマルの耳に響いたのは…。
「コラ!デブ猫!どうしてスリジエをいじめるの!」〝大親友〟だったアンナから放たれたひと言。何よりも悲しそうなアンナの表情がマルの心を締め付けた。
独り窓辺でくるまっていたその夜、突然、窓の向こうにクロネコが現れ、マルにこう告げる。
「気高き者よ。その目で広い世界を見るのです」
言われるままに立ち上がったマル。体の奥底の震えを感じながら、満月に向かってほえ叫んでいた。
「ニャーーーーーン!」
愛媛各地を東へ、西へ。愛と哀しみの大冒険がいよいよ始まる!
(毎週土曜日「愛媛新聞」にて大好評連載中!)
おはなし





